以前、社長からの借入金を資本金にスワップする事を書きました。これを
デット・エクイティ・スワップと言います。
デット(=債務)とエクイティ(=資本)をスワップ(=交換)するという意味です。
以前にダイエーが有利子負債を株式化して再生を行いました。この方法がデット・エクイティ・スワップにあたります。
株式の受け皿となったのは、産業再生機構となります。
このデット・エクイティ・スワップを行うとどのようなメリットがあるのか。
1)自己資本比率の向上により財務体質の改善が行える。
これは、本来負債として計上されていた借入金が株式に転換されることによって、自己資本比率が向上(=資本の安定性が向上)します。
2)株式化によりステイクホルダーのコミットメントが強くなる。
これは、マイナス面でもありますが、経営者のモラルハザードを抑制することにより企業再生が急速に加速します。
3)株式価値の向上
企業再生後は、株価の向上が期待できます。
以上のように企業が借金まみれになった際は、このデット・エクイティ・スワップを使用して経営革新を行うために活用されると考えられています。