スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コスト意識について

よく技術者は、コストを気にせずに自分の好きなことをやるという傾向があると言われています。
マーケティングや計画も立てずして思いつきで手を出したり実施する・・・。経営はこれでは成り立たちません。そこで、社員にコスト意識を持たせることが重要となります。

無駄に○○買って・・・。○○をする。たぶんって言うか絶対に行けるし売れる!!だけではあまりにお粗末すぎます。しかも根拠のない(数値目標のない)自信だけはなぜかタップリにある。実際にある人に数値目標を聞いたことがあるが「○十万ぐらい・・・」としか返ってこなかった。ぶっ飛びそうになりました。これもコスト意識の無さ→収益の意識が無いのが原因と思われます。

「この人は、お金を捨て続けるために投資するのか?」ってなってこの前の私のように聞いてる途中で眠くなって退室となります。

数年前のことですが「日本ヒューレットパッカードでは、社員が使用しているメール・サーバーのディスク使用量に応じて課金し,その情報をイントラネットに公開する形を取った。メール以外にも,ファイル・サーバーやネットワークなどについても,課金制度を設けている。」とありました。
やられた社員は迷惑ですが、これをきっかけに様々な面において社員のコスト意識の向上が図れると考えたと思います。コスト意識の向上により収益の増加につながります。

私の場合、このコスト意識なるものを前の会社で嫌というほど叩き込まれました。無駄な動きを排除し、いかに効率よく動くかを考えて行動する事を求められたような気がします。(実際には無駄な動きばかりだったけど)
当時私は、このコスト意識なるものをチームの行動のみに限定していたですが、その後、財務会計を学んだことにより投資(購買含む)の面においても多面的に活用出来ることを知りました。

現在、自分の中で様々な事業について、機器等を購入した場合や事務所を借りた場合等の費用対効果やCF、資本効率をやはり考えます。
いかに売上を上げてコストを削減させ利益を増加させる方法を考えます。

とここで・・・。企業の投資効率の算定のためによく使われるのが

(1)内部収益率法
投資案の内部利益率(投資からもたらされるキャッシュ・フローの現在価値と投資額の現在価値を等しくするような利率)を算出し、これが一定の資本コストを上回れば投資案は採択される方法。

(2)正味現在価値法
投資からもたらされる年々のキャッシュ・フローを一定の割引率で割り引いて現在価値を求め、これら投資額を控除する事によって正味現在価値を計算し、これが正となる投資案を採択する方法。

(3)回収期間法
投下した資本が回収されるまでに要する年数(回収期間)を求め、それが満足しうるものであるかによって投資案を評価しようとする方法。

(4)会計的資本利益率法
投資から予想される平均利益を投資額で割って資本利益率を求め、それによって投資価値を測定する方法

以下、投資案例(コストから導く簡易版投資案例)です。
[方針]
1.ドラッカーが「起業家として最も大事なことは、小さく始めることである」と言っています。よって投資額も少ない金額で小さく細々と始める。

3.投資案の策定
収益       200万円
機器投資額    50万円(毎年5年の減価償却の定額法、残存価額10%5年目に3万円で売却する)
法人税率     40%
資本効率     10%

1年目~5年目キャッシュフローについては、
年間のCFは、(200-9)×0.6+9=123.6万円
1年目の現在価値 123.6÷1.1=112.36万円
2年目の現在価値 123.6÷1.1^2=102.15万円
3年目の現在価値 123.6÷1.1^3=92.86万円
4年目の現在価値 123.6÷1.1^4=84.42万円
ということで4年間のキャッシュフローについては、391.76万円となります。
また、5年目については、残存価額で売却となるので税効果会計が適用されるため
3万円×0.4=1.2万円が税効果会計適用となります。
よって5年目のCFについては、(200-9+5)×0.6-1.2+9=123.8万円
5年目の現在価値 123.8÷1.1^5=77.36万円

投資案の現在価値は592.75万円となりNPVについては、542.75万円となります。
よって投資決定となります。
200万円の収益というのはありえないと思います。(あくまで理想です)

では実際に200万円の収益を上げるためにはどのくらいの売上を必要とするのか?
売上を決定する方法として「コストプラス法」「マークアップ法」「目標利益法」
があります。いづれも原価を算出していくのですが、変動費、固定費に分けていきます。

変動費=人件費+その他=360万円
固定費=通信費(固定)+事務所代+その他=240万円

私は、「人件費は変動費」の考え方を支持しますので、人件費を変動費に入れています。
これで、200万円の収益を上げるとなると一番単純なコストプラス法で・・・
200+360+240=800万円の売上目標となります。

次回800万円を売上げるためのマーケティング手段について書いていきます。

ベンチャーフェアの開催について

中小企業基盤整備機構/ベンチャーフェアJAPAN2007事務局が開催する「ベンチャーフェアJapan'07」が2007年1月15日~17日まで東京国際フォーラム開催されます。

これは、「中小企業または1年以内に創業を予定している方で、革新的な新事業・新商品・新サービスの提供等を有しており、販路の開拓や事業提携を希望している企業等です。」となっており、まだ起業されていない方も参加が可能です。しかも出展料が無料です。(椅子や机などを用意してもらうには、お金がかかるみたいですが)
このベンチャーフェアは投資家、事業パートナーを発掘するための展示会となります。

自分の製品に自信がある方は出展してみてはいかがでしょうか。
http://vfj2007.smrj.go.jp/boshu/index.html


【中小企業施策について】

(1)ベンチャーフェアと混同しやすいものに「ベンチャープラザ」と言うものがあります。
これは、「中小企業基盤整備機構/中小企業・ベンチャー総合支援センター」が主催する投資家やエンジェルを発掘するものになります。簡単に言ってみれば融資を募るための展示会となります。

(2)投資を行うエンジェルは税制優遇措置が取られます。

(エンジェル税制の内容)
http://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/main_04.html

(対照となる中小企業の要件)
http://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/youken.htm

Metal Color

中小企業では、技術系の方が多く総じてMetal Colorと呼ばれる方が多く存在します。

実際のコンサルタントの方に聞いた話ですが、営業利益や経常利益と聞いただけで「?」となる社長が数多くいらっしゃると言っておられました。
いわゆる技術畑一筋で、経営や財務に対してあまり考慮されてない方が現実には多いみたいです。

マーケティングを充分にせずに自分が売れると思い投資を行ったり(機器の購入や人員の確保)、赤字にも関わらずいつかこの時代が来ると言ったような・・・。良くある話です。
マーケや経営を学んだ方がこれを目の当たりにすると非常に危険だ・・。と思うと思います。しかし、これが現実です。

残念ながら「定性的」なものだけで「定量的」なものがなにも無い状態です。
「経営は、芸術と科学が半分半分に存在するといいます」芸術だけでは、事業は成功せずまた科学だけでも事業は成功しません。インスピレーションとそれを裏付ける数値が必要となります。

診断士、会計士、税理士の方は、それをどのように・簡単にコンサルできるかがポイントとなってくると思います。

中小企業診断士を受験される方は、独立する方が多いと聞きますので、自分では当たり前と思っている知識が実は中小企業では当たり前じゃなかったりしますので、ご注意ください。

ちょっと話は変わりますが・・・・
私が、あるきっかけで「経営」や「財務」の話をしていてそれに非常に興味を持った方が、全く経営にはド素人だった人が、経営コンサルになりたく、去年簿記3級から初めて、経営の勉強もして今年の夏に超大手の外資系経営コンサル会社に見事転職しました。(ちなみに彼は英語は全く話せません)

自分もメールで色々経営や財務の用語などを教えたり話をしてたりしていたので彼の夢が叶って、非常に嬉しい限りです。

また数ヶ月前に別の方とラーメンを食べた時、財務に興味を持って、今年簿記3級を2ヶ月勉強して、見事に合格したみたいです。(もう結果はきたのかな?)次はファイナンシャルプランナー2級を目指して学校に通うらしいです。
3級教えたから今度おごってもらえるそうな・・・
自分の周りがこのように夢をかなえていくのを見るのは嬉しいですね。

渡邊美樹(ワタミの社長)がテレビ番組で「夢を持つことはいいことです」と言ってました。それに加えいかに具体的に実現していくか、そのプロセスをしっかり踏んでいく事も大切だと思います。
夢は実現して初めて夢であって、実現しなければ所詮、幻で終わってしまいます。

グループテクノロジー

昨日のYahoo!トピックスにトヨタ自動車のリコールが相次いでいることが書いてありました。
抜粋すると以下のようになります。

(1)生産コストを引き下げるため進めてきた複数車種の部品共通化が裏目に出た側面もあり、一朝一夕に歯止めをかけることは難しいようだ。今回の不具合はかじ取り装置と呼ばれる個所で、ハンドルとギアボックスとを結んでいる軸の強度不足が明らかになった。

(2)トヨタは昨年10月に1件で128万台の大量リコールを出しているが、このように発表1件当たりの回収台数が急増しているのが最近の特徴だ。背景にはここ4、5年で、部品の共通化を進めたことがある。

(3)国内外で激化する販売競争を勝ち抜くため、トヨタは部品メーカーとともに、計画的にコスト削減と生産効率化を進めてきたが、その有力な手段の一つが、生産車種ごとに専用部品を開発・使用するのではなく、部品を極力共通化することだった。しかし今回のケースのように、共通で使った部品に不具合が発生すると回収台数が大幅に増えるという、思わぬ弊害も抱えることになった。

少量多品種生産に対応するためのGT(グループテクノロジー)の活用で、部品の標準化を行いコスト削減を行っていたが、その使用している部品に不具合があったために多種多様な車がリコールされた事になります。

GTとは、上記のYahoo!!トピックスを見ればわかるとおり、共通部品をグループ化し、それを多品種生産の製品に活用しコスト削減を行っていく技法になります。

GTは、このようにコスト削減を行うことが出来る反面リスクも伴います。運営管理ではメリットが多く述べられますが、リスクとのトレードオフであることも考えていかなければなりません。

ナンバー1からオンリー1へ

中小企業庁のHPを見ていたら、小泉首相が墨田区東向島の「岡野工業」へ視察に言った様子が書いてありました。

この会社は、中小企業界(?)では知る人ぞ知る有名な企業です。わずか6名(社長+社長夫人+社員4名:計6名)で年商6億を稼ぐ町工場です。

クライアントにはアメリカ航空宇宙局NASAからも依頼があり、大企業の開発も手がけております。最近では、「痛くない注射針」の開発を手がけました。

聞いた話によると、ここの技術を盗みたくてトイレを借りに来る人も多いそうです。

中小企業診断士の二次試験(特にマーケ)で「大手のショッピングセンターが進出してきた」と言う文言を良く見ます。
岡野工業は東京にある為、ある意味大企業が周りにあり脅威(T)だらけです。しかし、なぜここはこのように売上げもあり、ある意味岡野工業ブランドが確立しているのでしょうか?

その答えは、ここにありそうです。


これを見ると、中小企業診断士二次試験では出てこない(机上の理論では解明できない)部分が色々あるような気がします。

二次を受験される方は、これを読んで「今後、この会社は接待を強化すべきである」とか言う答えはしないでくださいね。
プロフィール

Hiro

Author:Hiro
起業しました。毎日大変な日々を送っています。

世の中不況ですが負けずに売上げを伸ばして行きたいです。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。